英興はSCHOTT(ショット)社製のホウケイ産ガラス管DURAN®(デュラン)を販売しております。
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ガラス管製造業界には、様々な専門用語が存在しています。こちらでは、その中でも特に代表的な用語についてまとめました。
それ以下の温度では、どれだけ急冷しても歪みを生じないと定められている温度のことで、粘度1014.5dPasとされています。この温度では、ガラスに粘性流動が事実上起こり得ないので、どれだけ長時間保持しても歪を取り除くことはできません。
実際の徐冷処理における上限温度のことで、粘度1013dPasとなっています。 アニール点に対応する徐冷の下限温度は、歪点であり、この徐冷点はその温度に保持されて、15分間で徐歪が行われる温度として定義されています。
粘度が107.6dPasであり、加工作業温度範囲の下限とされています。この温度以下ではガラスを加工変形させることは出来ません。
104dPasで加工する際の最低の粘度のことを言います。この粘土以下(温度以上)では軟化し過ぎて加工は出来ません。
一定の圧力の下で、物体の温度を上げた時、物体の体積の増加率、または伸び率を示したものです。
圧縮または引張り力が作用した時、その力の方向に生ずる歪みと、圧縮・引張りの応力との比のことを言います。
一般に透明体の屈折率は、真空中の光速と、その物体中の光速の比として定義されます。もし光が物体の面に対してある傾きをもって当たれば、面の法線に近づく方向に屈折します。このときの屈折現象に関して、つぎのような関係で示されるSnellの法則があります。
n=sin i/sin r
nは屈折率、i、rはそれぞれ入射角および屈折角
屈折率の測定は普通空気中で行われますが、空気の屈折率は真空とほとんど差がないため、一般に補正は必要としません。しかしどんな媒体でも光の波長によってその屈折率が少しずつ相違します。一般に波長の大きい赤色光に対する屈折率は、波長の小さい黄色に対する屈折率より小さいのです。このように波長によって屈折率の変わることを分散といいます。ガラスはその種類によってこの分散の度合がかなり大きく変化するため、その屈折率を問題にする際には、必ず光の波長を指定する必要があります。
等方性の物質に、圧縮または引張り力が作用した時、直角に生じる横歪と、力の方向に生じる縦歪の比のことを言います。
ゆがみのない等方性の固体に圧力を加え、ゆがみを発生させることで複屈折(光が2方向に分かれて屈折する)を示すことを言います。
光学ガラスで多く使用されているクラウン系(鉛を含まない)ガラスで、酸化ホウ素を10%程度含んでいます。
光学ガラスには鉛を含む総じて分散の大きいフリントガラス系と、鉛を含まず分散の小さいクラウン系のガラスに大別されます。
通常のガラスよりも2〜3倍高い強度を持ったガラスのことです。ガラスを加熱し、均一に急冷することで、表面に歪力を生じさせ機械的強度を高めています。大きな厚板や長く肉厚な管への処理が可能です。
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