英興はSCHOTT(ショット)社製のホウケイ産ガラス管DURAN®(デュラン)を販売しております。こちらではホウケイ酸ガラスの物理的特性についてご紹介いたします。
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ホウケイ酸ガラスは、非常に耐熱性が高く、また低い熱膨張係数を持っています。 その熱特性を生かし、高温の熱処理を必要とする現場に使用されています。 こちらでは、ホウケイ酸ガラスの耐温度差特性や最大使用温度についてご紹介します。
温度変化耐久性とは、ISO718に準拠し、温度変化、または温度変化の繰り返しに対する耐性を規定するものです。
ガラスの温度耐久性は、ガラスの肉厚や形状、表面特性などによって左右されるため、ガラスを不均等または急速に加熱したり冷却したりすると、付加される熱応力のために割れてしまいます。
以下の図で、DURAN®ガラスの温度変化耐久性についてご説明します。DURAN®がどれほど優れた温度変化耐久性を持っているかをご覧ください。
外径50.5/厚さ5.00mm | 最大使用温度 220℃ |
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外径133.0/厚さ7.00mm | 最大使用温度 180℃ |
外径120.0/厚さ8.00mm | 最大使用温度 180℃ |
直径24.0mm | 140℃ |
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熱線膨張係数 | α(20-300℃) | 3.3・10-6 K-1 (ISO 7991) |
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比熱 | Cp(20-100℃) | 0.83kj×(Kg×K)-1 |
熱伝導率 | λ(90℃) | 1.2W・m-1・K-1 |
作業点 | (104dpas) | 1,270℃ |
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軟化点 | (106dpas) | 820℃ |
アニール点 | (1013dpas) | 560℃ |
歪点 | (1014.5dpas) | 518℃ |
ガラス転移点 | 525℃ |
耐温度特性は、ガラスがどれほどの温度差に耐えうるかを示します。
RTG | |
<1時間 | 110K |
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1-100時間 | 90K |
>100時間 | 80K |
板の場合の測定方法: ガラス表面を粒度40の紙ヤスリで粗したテスト用ガラス板の中心部を加熱し、周辺部は一定温度に保ちます。RTG値は、ガラス板の高温中心部と低温周辺部間の温度差として示されます。この際のガラス破損率は5%以下です。ただし、測定値はばらつくことがあります。
Tmax | |
短時間の使用(10時間未満) | 500℃ |
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長時間の使用(10時間以上) | 450℃ |
最大使用温度は、RTG値とRTS値が当社規格を満たす場合、上のような値を取り得ます。
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