英興はSCHOTT(ショット)社製のホウケイ産ガラス管DURAN®(デュラン)を販売しております。こちらではホウケイ酸ガラスの化学的特性についてご紹介いたします。
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ホウケイ酸ガラスの作業中に生じる熱歪を緩和するために最高550℃まで加熱し、最大30分間この温度を保ちます。
薄いガラスの場合、この時間を短くします。ガラスの化学耐久性を考慮に入れ、アニール時間はできる限り短くしなければなりません。適切な除冷速度に関しては次の表をご参照ください。
肉厚(mm) | 範囲 | ||
---|---|---|---|
550から480℃まで | 480から400℃まで | 400から20℃まで | |
3 | 12℃/min | 24℃/min | 480℃/min以下 |
6 | 3℃/min | 6℃/min | 120℃/min以下 |
12 | 0.8℃/min | 1.6℃/min | 32℃/min以下 |
製品の除冷を何度も繰り返す必要がある場合、550℃でのアニール時間は合計2時間を超えないようにしてください。
DURAN®製品は同じタイプのホウケイ酸ガラスと歪なく溶融し、同じ温度での加工作業やアニール処理が可能です。
DURAN®ガラス管、キャピラリーおよびガラスロッドは、銀銅拡散インキやスクリーン印刷インキでプリントができます。
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